ある日わたしは、運命の出会いをしてしまいました。

彼は、とても目が綺麗なんです。
むしろ、その目に惹かれてしまって、恋に落ちたといっても過言ではないでしょう。
それくらい魅力的な目をしています。
しかし素敵なところは、目だけではありません。
茶色い、パーマのようなクルクル毛。
そっとさわると、とても柔らかくて、笑顔でこちらをみてくれます。
そんな彼。。。。。。。。。。。はい、ティーカッププードルとペットショップで運命の出会いの果たしてしまったのです。

実家暮らしのわたしは、なんとか両親を説得して、このティーカッププードルを飼おうと思いました。
きっと、父はすぐにOKを出すでしょう。

父は娘のわたしには甘く、なんでも「いいよ!」という人なのです。
わたしはそんな父が大好きです。
しかし、問題は母です。
冷徹な母は、こんなにも可愛いティーカッププードルに見つめられても、「ダメ」と答えるでしょう。
昔々、わたしがまだ小さかったとき、拾ってきたネコに対しても、「元に場所に戻してきなさい」と冷たく言い放ちました。
また、ペットショップの横を通っても母は無視。
ペットショップで可愛い子犬たちが、よちよち歩きでこちらに向かっているのにもかからず、無視です。
あん時の母の横顔は、ハイジで例えると、まさにロッテンマイヤーのようでした。

しかしわたしももう大人になりました。
もう、あのころの自分とは違う!
ペットショップで出会った、あのティーカッププードルをどうにかして連れて帰りたい!!!
わたしは頑張って母を説得する決意をしました。